吉本興業の上場廃止について考える(上場廃止は2010年2月24日)

今日は、午後2:30から吉本興業の岡本社長の記者会見でワイドショーが占拠されている。

ここまできて、いきなり「解雇撤回」を発表しましたが、普通の会社で考えたら完全にクビを言い渡されて、あそこまで決裂したのに元鞘に戻るって、ちょっと厳しくないでしょうか?

“覆水盆に返らず”

まあ、芸能界はなんでもありの世界なので、戻ってしまう可能性がないわけではありませんが、、、

それにしても、あの記者会見での岡本社長の会見。こんなに“モヤモヤ”する記者会見なら、会見しなかった方が世間様の心証が良かったのでは???

現在、午後7時に執筆中ですが、途中休憩をはさんでまだ記者会見は続いているみたいです。

あんなに中身のない会見なのに一体、何をそんなに話すことがあるでしょうか!?!?

一応、今日のここまでの会見で明らかになったのは

  • 宮迫、田村亮の解雇を撤回する
  • カラテカ、入江の解雇は撤回しない
  • 岡本社長の「首宣告」の恫喝はパワハラと自身で認めた
  • 大崎会長、岡本社長の報酬の50%カット
  • 芸人と吉本の取り分は平均すると5:5~4:6→舞台に出たての芸人では1舞台300円とか500円のギャラもある

さて、この記者会見いったい何時まで続くのやら。。。

吉本興業の上場廃止の経緯

吉本興業の上場廃止について調べてみました。

吉本興業は終戦から4年後の1949年5月に上場しましたが、2009年9月11日(TOB[公開買付]開始日は14日)突然上場廃止宣言を出し、2010年2月24日に上場廃止をしています。

当時、暴力団(反社会的勢力)との根深い関係を伝える報道が日を追うごとに増えており、上場会社のままだったら、どれほどの説明責任を問われたかわからない状況だったとのこと。

そういった意味で、非上場化は吉本興業にとって実に賢明な選択だった。とはいえ、同社の非上場化は、あまりにも突然かつ性急な対応だったようです。

元ソニー社長の出井伸之氏が代表を務めていたファンド、“クオンタムリーブ”が、吉本興業買収専用の特別目的会社(SPC)を組成。そのSPCで株式の公開買付(TOB)を実施し、TOBに応募しなかった株主からは、TOB後に開催する臨時株主総会を通じ、株主本人の意思とは無関係に、強制的に保有株を買い上げてしまう、「キャッシュアウト」という手法をとった。とのこと。

TOBを通じ、特別決議に必要な3分の2以上を確保できたので、2010年2月24日、上場廃止になりました。

ファンドには吉本興業への番組製作依存度が高い在京キー局各局や、広告代理店、ライセンスで密接な関係を持つゲーム会社など、吉本興行がなければ事業が成り立たない会社のほか、創業家など総勢32社が出資した。

とのことで、ここで出てきている出資者のテレビ局が今回の岡本社長の発言でも出てきた在京キー局と在阪テレビ局なんでしょうね。

このような株主構成ならば、何があっても株主代表訴訟を起こされることはない。こういう体制が岡本社長のあのような発言に繋がったのでしょうね。

60年余りに及ぶ上場期間中にも吉本興業は何度も所属タレントと暴力団の関係をメディアに報道される事態を経験している。

吉本興業が上場廃止を宣言するわずか3カ月前の2009年6月に改正暴力団対策法が制定(施行は2010年4月)されています。

上場廃止にあたって、

「メディア関係者との資本関係強化により、目新しい仕掛けをスピーディに展開するため」

というのが非上場化の公式な目的ではあったが、上場を維持することによる反社会的勢力との関係が明るみに出るというコンプライアンスリスクを意識した上場廃止であっただろうことは想像に難くないですね。

今回のこの騒動。いったいどうやって決着がつくのでしょうね?そして吉本興業が反社会的勢力と本当に決別出来る日はいつ来るのでしょうか?

QP(キューピー)
  • QP(キューピー)
  • 小さいころからキューピーちゃんにくりそつだったため、3歳から40歳を過ぎた今でもあだ名はキューピー。
    小学生時代に母親がしていた株式投資に興味をもち、母親の株式取引に銘柄指南、大学時代からは自分のバイト代をつぎ込み株式投資を開始。
    某証券会社にてネット取引の企画、オウンドメディアの運営など企画部門に10数年従事。
    これから株式投資をはじめたい、株式投資を始めたもののどうやって投資したらよいか困っているという初心者向けに株式や経済などについて、みなさまに役立つ情報を発信していきます!新設の株主優待情報などもいち早くお届けしていくので、Twitter:キューピーちゃんの株式経済研究所@stockeconomics、Facebook:キューピーちゃんの株式経済研究所@a1stockeconomicsもフォローしてくださいね!

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