ヤフーがアスクル岩田社長へ退任要求で本日怒りの記者会見!

文具通販大手のアスクル(2678)に筆頭株主であるヤフー(4689)が8月2日に開催される定時株主総会を前に、社長の岩田彰一郎氏に退任要求を突きつけました。

【株主】   [単]<18.11>

株主名株数〈万株〉
ヤフー 2,302(41.6)
プラス 593(10.7)
自社(自己株口) 423 (7.6)
MSIPクライアントセキュリティーズ 267 (4.8)
JPモルガンチェースオッペンハイマーJas.L 245 (4.4)
日本トラスティ信託口 161 (2.9)
オッペンハイマーグローバルオポチュニティズF 160 (2.8)
SSBTC・クライアント・オムニバス・アカウント 123 (2.2)
岩田彰一郎 90 (1.6)
今泉英久 79 (1.4)

アスクルと言えば、だいたいどこの会社でも1冊はカタログがおいてあり、文房具やドリップ珈琲などを頼んだことがある方も多いのではないでしょうか?

アスクルは1993年3月、文具製造メーカーのプラス株式会社 アスクル事業部 において、文具や日用品を 「明日来る(アスクル)」として翌日までにオフィスに届けてくれる アスクル事業として開始しました。 1997年3月にはインターネットによる受注を開始。
1997年5月プラス株式会社よりアスクル事業の営業を譲受け、アスクル株式会社として営業を開始した会社です。

2012年、それまで法人向け(BtoB)のみだった通販事業を一般消費者向け(BtoC)インターネット通販サービス「LOHACO」として提供開始。これとともに同年にヤフーと資本提携しました。

これまで両社は友好的に事業を進めてきましたが、 「LOHACO」 事業の赤字が長年続いたことから、2019年1月、ヤフーがアスクルの消費者向けネット通販「ロハコ」の譲渡を求め、岩田社長がこれを拒否したところから両社の関係が悪化した模様です。

2009年まで親会社だった第2位株主のプラスも

「ヤフーの考えに賛同し、岩田社長の再任に反対票を投じる」

との声明を公表していることから、ヤフーとプラスの議決権を合計すると過半数となり、岩田社長の退任は避けられない状況となっています。

本日、アスクル岩田社長、怒りの会見‼

アスクル岩田社長は本日記者会見を行い、以下のような反対意見を表明している。

「ヤフーがステークホルダーや少数株主の利益を無視していること、これが問題」

「支配株主による成長事業の乗っ取りだという意識を持っている」

株式を上場することとは

日本企業では企業の資本提携をしておきながら、このような感情的な議論に終始することも少なくない。

しかし、株主が出資した企業に求めるのは「株価の上昇」および「配当」による利益の還元であるから、大株主としては業績を上げることが出来ない経営者をそのまま野放しにしておくわけにはいかない。

上場会社は株主のものであり、代表取締役をはじめとした役員は株主に経営を委託されているのであって、大株主でない限り会社のオーナーではないことを自覚して欲しい。

【ご参考】アスクル(2678)の株価

SBI証券:アスクル(2678)日足チャート

【ご参考】ヤフー(4689)の株価

SBI証券:ヤフー(2689)日足チャート
QP(キューピー)
  • QP(キューピー)
  • 小さいころからキューピーちゃんにくりそつだったため、3歳から40歳を過ぎた今でもあだ名はキューピー。
    小学生時代に母親がしていた株式投資に興味をもち、母親の株式取引に銘柄指南、大学時代からは自分のバイト代をつぎ込み株式投資を開始。
    某証券会社にてネット取引の企画、オウンドメディアの運営など企画部門に10数年従事。
    これから株式投資をはじめたい、株式投資を始めたもののどうやって投資したらよいか困っているという初心者向けに株式や経済などについて、みなさまに役立つ情報を発信していきます!新設の株主優待情報などもいち早くお届けしていくので、Twitter:キューピーちゃんの株式経済研究所@stockeconomics、Facebook:キューピーちゃんの株式経済研究所@a1stockeconomicsもフォローしてくださいね!

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